既存のUIをVR空間に置いてみる
先日の記事に関連したメモ。
VRでUIを扱う場合、今までのゲームのような画面にぴったり貼りついたようなものだと没入間が削がれたり視界の邪魔になったりとあまりいいことが無い。
簡単な解決法の1つとしては、3D空間にUIを浮かして表示するというものがある。
今回はそれをやってみようという話。
イメージとしては、
こんな感じで画面に表示されていたUIを
この絵の右側のように空間に表示する感じ。
貼りついたように表示されているUIは、CanvasのRenderModeが「Screen Space - Overlay」になっているので、これを「World Space」にしてやる。
これでCanvasの座標を変更すれば3D空間の好きな場所に配置できるようになるのでめでたしめでたし・・・と言いたいところだけど、もう一手間加える必要がある。
上の画像でもわかるように、VR以外向けに作られたCanvasというのはものすごくでかい。Canvasの左下に見える小さなものがタイトル画面の背景なので、Canvasの解像度1がUnity上の1で作られているのかも。
なので、CanvasのScaleをものすごく小さくしてやる必要がある。
冒頭のイメージ画像のCanvasはこんな感じ。Scaleは0.005まで小さくしている。